Home » Brandish 4 » Brandish 4 – Windows Manual – Japanese

Brandish 4 – Windows Manual – Japanese

Details
Type
Manual
Platform
Windows
Language
Japanese
Size
2.20 MB
Filename
brandish-4_win_manual_ja_8oj.pdf
View manual text
力を求める者よ
富を欲する者よ
栄 誉を願う者よ
そして
己を追求する者よ
この門を開きて
汝が全能を傾けるがよい
望むものがここに在る
ここは神の塔なのだから

1

■ A View of the World

舞台背景
THE BACK BORN

SUELANG
GIDIAR
FATA MORGANA
TEMPLUM

神の塔

Ka’ lua
FATA MORGANA
TURUCIRE

大砂海カルア
山脈ファタ・モルガナ
トゥルカイア小国

BISQUE ROAD

2

スーラン帝国
ギデア皇国

陶器の通る道
ビスクロード

3

■ A View of the World

舞台背景

ビスクロード
THE BACK BORN

FATAMORGANATEMPLUM

神
の
塔

ギデア皇国

スーラン帝国とギデア皇国の間にカルア砂漠は広がっていた。
僅かなオアシスを結び東西の交易を担う道を、
人々は陶器の通る道
「ビスクロード」と呼んでいた。
交易に係る両国の思惑により、カルア砂漠は両国より派遣され
た官吏の治める自治区となっていた。
そのビスクロードからかなり
離れた所に、その塔は発見された。
塔の発見は重大なものだった。
塔はかなり古いものだったが、
そ
れまでに知られていない4大元素を象った紋章など、
失われた古代
の英知を人々はかいま見たのだった。
さっそくスーラン帝国の国教でもあり、勢力を伸ばしつつある
ヌビアール教が、
その英知を我が物にするために乗り出した。
カル
ア自治区の役人も、
黙ってヌビアール教にそれを渡せないと、
暗に
その調査に乗り出したのだった。
発見から10年ほど経過したが、
塔
内部の巧妙な仕掛けによって塔の全容は未だ明かされていない。
現在、地上5階層目の発掘が行われている。先に発掘の終わった
地下部分には、
人足として確保された囚人のための監獄とヌビアー
ル教が結成した聖地調査隊の教会が設立されている。

GIDIAR

紀元前からの王の血族によって統治されている皇国。他民族を
吸収しつつ国土を広げ、エイザル大陸の 4 分の 1 を占めるほどに
なった。

スーラン帝国

カルア砂漠の西に位置する大帝国。属国を含めるとギデア皇国
よりも巨大な国家となる。

BISQUE ROAD
ギデアで作られる陶器は実用品としても十分に
価値のあるものだが、スーランより西方の国々で
は、
美術品として高額で取り引きされていた。
中で
も華やかな色彩の壷や大きな絵皿が好まれてい
る。ギデア国内では僅かな価値にしかならない代
物でも、
スーランまで持ち込めば、運送にかかる以
上に利益を得られた。
また、
スーランや更に西方の
商人たちの中には、
ギデアに直接、買い付けに来る
者もいた。
こうしてスーランとギデアを隔てる広大なカル
ア砂漠に、商隊たちの通る道が形成されていった。
点在するオアシスを結ぶこの道は、いつの頃から
かビスクロードと呼ばれるようになった。

ヌビアール教
スーラン帝国における国教。降臨した神の子エ
ストを祖とする唯一神教である。基本的には「許
し」を教義の中心に据えた穏やかな宗教であった
が、
その内部は永い時の流れにより腐敗し、
他の神
を祀る宗教を邪教として弾圧するほどになった。
ギデア聖教を快く思ってはいないようだが、ギデ
ア産の陶器を流通させるため、やむなく手を結ん
でいる状態である。
塔の発見により、
カルア砂漠を
聖地とする見解を正式に発し、聖地調査隊を派遣
するに至っている。

SUELANG

ギデア聖教
カルア自治区
Ka’lua

4

もともと人の住まない地帯であったカルア砂漠だが、東西の交
易が盛んになるに連れ、
点在するオアシス付近に、
商会ギルドが簡
易宿舎を設置するようになった。それらは闇取引の温床の場とな
り、
スーラン、
ギデア共に非合法な交易品の取締りには永らく悩ま
されることとなった。
正しく関税を掛け、
不法な物品の流出を防ぐ
ために、
両国の間で条約を締結した。
その結果、
カルア砂漠をカルア
自治区として、
独立させ、
自治区内への交易品の持ち込み、
持ち出し
に関税を掛け、自治区を運営する資金はそこから捻出することに
なった。
自治区の役人は商会ギルドから推薦され、
両国の審査によ
り任命されることになっている。

多民族国家であるギデア皇国の拡大と共に、土
着宗教を取り入れながら拡大した宗教。そのため
に多様な神を祀る、多神教として編成されて行っ
た。この世の苦しみから解放されるために覚醒す
ることが、教義の核となっている。
土着宗教の神は新たに役割を与えられギデア聖
教の神となったが、かつてギデアにより征服ある
いは滅亡させられた土地の神は、魔神もしくは怪
物、魔物として取り込まれて行った。

5

■ Pre Stories

ディー
‘DEE’

PRE STORY

PRE STORIES

Race:
Class:
Age:
Sex:

6

Human
Stalker
17
Male

るの器使魔武
こ持用え法器
とちなな能は
が物指い力鞭
でを先。が、
な防
き奪を
い具
るっ用
たは
。たい
りて
め胸
、モ
、
、当
罠
指
て
をン
輪と
解ス
魔篭
除タ
法手
すー
は
。

ブ孤ど持料孤に数化ギ
を児でちも児引年圏デ
何院食前ま院き前のア
かのいのまの取に出皇
と中繋身な経ら戦身国
気でい軽ら営れ災。の
南
にもでさなはる孤
、いをい苦。児
西
か特
活
た
し
と
、
けにる
ア
な
てひ。かめく
ス
しデ
、日
、
り
い弱
ラ
、ィ々
、
るな
窃
孤
ッ
。モ
盗ーの
児
ト
ー
なは食
院
文

7

■ Pre Stories

出会い
MOVUE

「ディー、ディー! ちょっと来なさい」
孤児院の逞しい賄い婦が、気の弱そうな小さな子を、
大きな手で傍らに寄せている。
薄紫色の綺麗
な髪をしている、耳の長いそのハーフエルフは、顔を半分、賄い婦の太股に埋めていた。
ディーは、
顔に少しだけ幼さの残る青年だった。
ぼろの服からのぞく筋肉が、
日々の荒さを表して
いる。
「なんだよ」
賄い婦に駆け寄り、突っ立った青と赤の髪をがしがしと掻きながら、ディーは無愛想に答えた。
「今日から孤児院に来た子よ。ヌビアール教の司教様に託されたの。お前が面倒を見なさい。泣か
せたら承知しないよ」
泣かせたら・・・・という言葉を強く言うと、沢山の洗濯物を片づける為に、賄い婦は孤児院の裏手
に消えた。
ディーは、残されたハーフエルフをぐいっと睨んだ。
「お前、名前はなんて言うんだ?」
「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
「ああ!? 聞こえねえよ。
もっとはっきり喋れ!」
「・ ・ ・ ・ モーブ・ ・ ・ ・ !」
モーブは腹の底から絞り出すように答えた。
「ようしっ。モーブ、おめえは男だな」
「え? う、うん・ ・ ・ ・ 」
「ならついてこい。これから一仕事だ」
「シゴト?」
モーブが不安そうに呟くと、ディーはモーブの耳に、いたずらっぽく小声でささやいた。
「町外れに来ている商人の、荷を襲うんだ」
「えっ! で、でも・ ・ ・ ・」
襲う。あまりの事に、モーブは思わず声を上げた。
「シー! ばか。
でっけえ声を出すな。
こうでもしなくちゃ、
俺達は飢え死になんだ。
お前、
ちっちゃ
くて身軽そうだから、どこにでも入り込めるだろ」
「でも・ ・ ・ ・ 」
うつむくモーブ。ディーは続けて言った。
「商人ってのは悪党さ。
貧乏人の足下みやがって。
平気さ。
このご時世、
とがめる奴なんかいねえよ」
「でも、神様が見てるよ!」
やにわに顔を上げて、
モーブはそう言った。
それは意外なほど、
はっきりとした口調だった。
ディー
は少し面食らったものの、やがて皮肉まじりに笑った。
「へっ! ・・・・弱い奴等に冷たい神様なんか、知らねえよ」
「早く来いよ、モーブ。今夜はお前の歓迎パーティーだ!」
「あっ、ま、まって・ ・ ・ ・ !」
強く晴れた空の下、すたすたと歩き出したディーの背中を、モーブが小走りに追っていった。
大きな戦争が終わって数年後。
アスラット文化圏の辺境に位置するこの街では、
多くの戦災孤児の
救済に、頭を悩ませていた。孤児たちは日々飢えていたが、それは家族を持つ者もまた、同じだった
のである。

※ハーフエルフ(半妖精族:妖精と人間との間に生まれたハーフ)

8

9

■ Pre Stories

神の塔
FATAMORGANATEMPLUM

「ちくしょう、出せ、出しやがれってんだ!!」
「静かにしていろよ、
小僧。
俺としちゃあ、
この砂漠で放り出してもいいんだ。
手間が省けるからな」
最初の出会いから、
数カ月後の月の夜。
ディーとモーブは、
カルア砂漠を北に走る囚人護送馬車の
中にいた。
こうなった原因は、
ディーの賭けにあった。
日々窃盗を繰り返すも、
一向に暮らしは楽にはならず、
それどころか、栄養失調や病気で次第に孤児院の仲間が減っていった。そんな現状に業を煮やした
ディーは、
とある貴族の城をモーブと二人で襲い、
結果として捕まってしまったのである。
モーブが
逃げる段取りを誤ったのだが、ディーは成り行き上、モーブを責められずにいた。

10

ひとしきり騒ぎ暴れたディーは、ふてくさ
れたように横になって、やがて何も言わなく
な った 。モ ー ブ は そ の 傍 ら で ひ ざ を 抱 え 、
ディーの様子を心配そうに見ている。
ディー達の他には、女が一人座っていた。
ローブとフードを深く身に纏っているため、
容姿が判然としないが、
フードの下に見える、
細いあごの輪郭と、
流れる芳香が、大人の女性
であることを証明していた。それはいわゆる、
男を魅了する類のものだったが、ディーはた
だ「けっ女臭い」の一言で片づけていた。
モーブはディーに聞いた。
「ねえ、
ディー。これから、
神の塔ってところ
で、ロウドウさせられるんだよね」
「ああ」
「この先・・・・どうなっちゃうのかなぁ」
その、
ぼうっとした口調に、
ディーは答えな
かった。だが、ローブの女が薄く笑った。
「な、何がおかしいんだよ」
モーブは言った。
「のんきなものね、と思ったのよ」
一拍おいて女は言った。
「ぼうや。これがかぼちゃの馬車でないこと
は判っているわよね」
少しむすっとしたモーブを見て、女は更に
微笑して続けた。
「このまま行くと2、3日後には、素敵な場所
へ到着するわ。
一日に一度の食事。夜明けから
日が暮れるまで遺跡の発掘作業。そんな暮ら
しが一生続くの」

「一生? まじめに働けば、許してもらえ
るって聞いたよ」
「ほほほほほ。お馬鹿さんね。そんなの気安
めでしかないわ。あの塔は国の厳重な管理の
元にあるの。そんな簡単に出して貰えるわけ
ないでしょ。
脱走したとしても、
この広大なカ
ルア砂漠を、充分な装備も無しでどうやって
抜けるというの」
「いまだかつて、
神の塔から逃れた者はいな
いわ」
女の言葉に、
モーブは激しく落胆した。
一方
ディーは、相変わらず憮然と寝っころがって
いる。

11

■ Pre Stories

妖炎のメルメラーダ
MERMELADA

しばらく沈黙が流れた。夜の砂漠は冷気と静寂の世界。瓦礫を踏む車輪の音だけが響いている。
「ねえ、どうして遺跡の発掘なんかを国が厳重に管理しているか。気にならない?」
今度はローブの女から口を開いた。
「国が物事に力を入れる理由は、いつでも一つしかないわ。利益のためよ」
女はディー達へ、歩み寄るようにして言った。
「じゃあ神の塔にある利益って、一体何かしら」
「何が言いてえんだよ」
女の物言いに、ディーはうんざりした。
「うふふ・ ・ ・ ・ 」
女が窓の外に目を止めた。砂漠を背に、天を貫く建築物が近付いてくる。神の塔だった。
「・・・・財宝があるのよ。それもとてつもなく大きな。
ただ、塔には謎や罠が多くて、まともな宝は見つかっていないそうだけど」
「じゃあ、財宝があるって確証は?」
眉唾めいた話を聞く顔をして、ディーは尋ねた。
「今の所、
塔に残された文献からしか、
財宝
に関することはわかっていないわね。でも
ね、
それがなくして、
どうして古の民は、
あん
なに巨大な塔を建てたのかしら」
その言葉につられ、
ディーはなにげなく馬
車の窓の外を見たが、その瞬間、ディーの視
線は神の塔に釘付けになった。
確かにそれは、
巨大な建造物だった。
根は、
一つの街より巨大。しかも頂点は、雲よりも
高く霞んでいる。塔を渡る風の唸りが、魔獣
の咆哮のように響き渡り、姿と相まって、底
知れない威圧感を生み出している。
ディーはこんな塔を、
未だかつて見たこと
がなかった。街の監視塔としても、監獄塔と
しても巨大すぎる。なるほど女の言う通り、
昔の人間はいったい何の為に、
こんな巨大な
塔を建てる必要があったのか。
ディーには判
らなかった。
(神の塔・・・・神のための塔。本当にそうな
のか。財宝が本当にあるとすれば、今の暮ら
しから逃れることができる・・・・)
やがて、埃にまみれた馬車を、塔の錆付い
た金属製の大門が見下ろした。
護送人が手綱
を引くと、
馬車馬は長旅に疲労した鳴き声を
一つ発して、停止した。
馬車は、神の塔にたどり着いた。

12

「おい、降りろ」
護送人がディー達に荒々しく命令した。三
人が馬車から降りると、
門番が、
大門を開け始
めた。
鋭く甲高い開錠音が数回鳴り、
ゆっくり
と、塔の中が見えてゆく。一陣の砂煙が、大門
の動きに応えるかのように舞い、その場の全
てを覆って、門から塔の中へと消えた。
「ここがお前達の墓場だ。
惨めな死に様にな
らないよう、しっかりお務めするんだな」
「あら、それはお断りね」
「なに?」
女は唐突にそう言うと、両手で輪を形作っ
た。
「・・・・汝、いかな理由で我が束縛を看過する
か。答えよ、妖炎!」
その言葉が終わった瞬間、女の手枷が白く
発光し、ぼろりと崩れた。女は魔法使いだっ
た。それも、封印つきの手枷を、いとも簡単に
外せるほどの。
「あーあ。自慢の白い肌に、くっきりと跡が
残っちゃったわ。
ねえ、
これ、目立つかしら?」
「きっ貴様!!」
門番が長槍を突きつけると、女は笑みを浮
かべ、両腕を真横に突き出した。
「地に依りて、
世の誕生を見し者よ。
汝が力、
その破壊の力、昇華の時は来たり!」
女の手のひらが青と緑に燃え上がる。そし
て呪文が終わると、それは戒めから解き放た
れたように、周囲に爆炎を作った。
爆音。
門番や護送人と共に、
ディーとモーブ
は一瞬にして吹っ飛ばされた。モーブは頭を
強く打ち、気を失った。ディーは、すぐに気絶
はしなかったものの、
全身に痛みを感じ、
立ち
上がることが出来なかった。
「ふっ。やっとここまで来たわね。この大門
はそう簡単に通れないと聞いたから、まった
く苦労したわ」
ローブをすっかり取り去り、悠然と立って
いる女の姿が、ディーの網膜に飛び込んでき
た。
弓のような身体をしなやかに構えている。
きつい眼の形。
ばさっと短く切られた黒髪は、
美しく青く艶がかかっている。
「・ ・ ・ ・ て、てめえ一体、何者なんだ・ ・ ・ ・ 」

ディーはふしぶしの痛みをこらえ、やっと
のことで声を絞り出した。
「あら、元気のいいこと。・・・・私の名はメル
メラーダ。妖炎の魔術師って言う人もいるわ。
この塔の財宝を頂きに来たの。覚えておいて
ね」
「くそっ・ ・ ・ ・ ふざけた・ ・ ・ ことを・ ・ ・ ・ !」
メルメラーダの笑い声が、塔に反射してこ
だまする。
「モーブ・ ・ ・ ・ 大丈夫か? ・ ・ ・ ・ メルメラー
ダ・ ・ ・ ・ 忘れねえぞ・ ・ ・ ・ くそっ・ ・ ・ ・ 」
爪を地にくい込ませ、立ち上がろうとする
努力もむなしく、ディーはとうとう意識を
失ってしまった。

13

■ Pre Stories

クレール
‘CLARE’

PRE STORY

PRE STORIES

Race:
Class:
Age:
Sex:

14

Elf
Summoner
15
Female

な条力攻武
え件は撃器
るが高力は
よ揃いと杖
うう。防、
御防
にと
力具
な精
はは
る霊
低ロ
。召
いー
喚
がブ
な
、と
ど
魔
腕
が
法輪
能。
行

る唯ないえそ修幼アス
存一いるてこ道少小ー
在サ。たいで院の国ラ
めっのに頃のン
でフ
かた辛入あ
、出帝
あィ
、
がいるる身国
るー
能
、修。事。の
。ユ
力自
だ
属
件
のら行
け
国
が
開をに
が
、
き
花委も
ト
、
心
っ
は縮何
ゥ
を
か
見さと
ル
開
け
らせか
カ
け
で
れて耐
イ

15

■ Pre Stories

夢
A NIGHTMARE

巨大な月が、少女の眼前にかかっていた。その光は冷ややかに、少女を照らしていた。
少女は、月を見上げていたその瞳をゆっくりと己が手に落とした。
少女は目を疑った。
月光に照らし出されたそれは、鋭利に伸びた銀色の爪だった。その爪にまとわりつく真紅の液
体・ ・ ・ ・ 。
「・・・・血?!」
滴る液体の先には、息も絶え絶えになった母の姿があった。
「お母さん!」
胸を朱く染めた母は、
苦痛をこらえながら何かを訴えようとしていた。
だが、
息が零れるだけでな
かなか言葉にはならなかった。
月を背にして、少女の顔が闇に沈む。それでも瞳だけは青白く光を放っていた。
母は零れる息を押さえながら、言葉を絞り出した。
「・ ・ ・ ・ クレール・ ・ ・ ・ 自分を・ ・ ・ ・ 責めないで・ ・ ・ ・ 。すべては・ ・ ・ ・ クレールの・ ・ ・ ・ 血が・ ・ ・ ・ クレール
は・ ・ ・ ・ 悪く・ ・ ・ ・ な・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
言葉がとぎれ、母は動かなくなった。
「私・ ・ ・ ・ 私が・ ・ ・ ・ 殺したの・ ・ ・ ・ ?・ ・ ・ ・ お母さんを・ ・ ・ ・ 」
ただ言葉だけが空気となり、彼女を取り巻く。
「私が殺した・ ・ ・ ・ の・ ・ ・ ・ ?」
張り付けられた情景が永遠に思われた。
しだいに恐怖だけが大きくなり、その場の空間を包み込んでいった。
「私が殺した・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
その言葉に呼応するように、
月は突如として光を閉ざした。
暗闇に押しつぶされ、
絶望を感じなが
ら少女の意識は遠のいていった。

16

17

■ Pre Stories

クレールとサフィーユ
CLARE AND SHPHIRE

「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ! ! 」
少女はベッドの上で跳ね起きた。荒げた息
を少しずつ整えながら額に吹き出た汗を拭っ
た。そして恐る恐る自分の手を見た。
白く細い指、丸い桜色の爪をもった右手が
そこにあった。
ほぅっと息をつき、窓に目をや
ると、窓から見える円い月は仄かに地上を照
らし、闇を和らげていた。
(また、あの夢・ ・ ・ ・ )
震えは止まらなかった。このまま目を閉じ
ると、
夢の映像がまた見えてしまう気がした。
再度深くため息をついた後、少女はベッド
から抜け出し、中庭の芝生へ行き腰を下ろし
た。
「 ク レ ー ル 。そ こ に い る の は ク レ ー ル な
の?」
不意に背後から声が聞こえた。
「サフィーユ・ ・ ・ ・ 」
サフィーユはクレールの傍らに寄り、腰を
下ろした。
「また、夢を見たのね・ ・ ・ ・ 」
サフィーユはぽつりと言った。
「ええ・ ・ ・ ・ 」
あの時のことが夢であったなら、どんなに
よかったろうと、クレールはもう数え切れな
いくらい思った。
先祖代々受け継がれてきた、彼女の中に宿
る不思議な力。
クレールは、
その呪われた力を
それと知らずに解放してしまった・・・・。
クレールと母の骸が発見されたとき、村の
者は獣の仕業として片付けた。・・・・ だが自分
だけは真相を知っている。それを打ち明けら
れない自分、
そして何よりも、
自分の呪われた
力とそのために死んでしまった母。
クレールの小さな胸には余りある事柄が、
クレールを押し潰そうとした。
絶望と恐怖で言葉を失ったクレールは、父
に疎んじられ、僧院に預けられることになっ
たのだった。

18

「 ね え 、ク レ ー ル 。わ た し 、思 う ん だ け
ど・ ・ ・ ・ 。きっとクレールのような苦しみを背
負った人のほうが、強く優しい人になれるん
じゃないかなって。」
クレールは、親身に接してくれるサフィー
ユにすら、真相を打ち明けられないでいた。
「誰でも苦しみや悲しみを持っているわ。
そ
れを乗り越えた後、その苦しみや悲しみの分
だけ、人に優しくできると思うの。」
クレールの沈んだ表情を見て、サフィーユ
は話題を変えた方がよいと感じた。
「くすっ。どうしたの、
クレール。
せっかく巫
女に選ばれたんじゃないの。明日は神の塔へ
旅立つのよ。そんなことじゃ、いけないわ」
「サフィーユ、あたし、やっぱり巫女には向
いてない。サフィーユの方がよっぽど・・・・」
「待ってちょうだい。
そんな情けない顔しな
いでよ。落ちたあたし達が馬鹿みたいじゃな
い」
「そうじゃないの。私はサフィーユのよう
に、呪術の力もない。おちこぼれだもの」
「クレール。貴方は誰にでも好かれる、大事
な資質があるわ。
呪術の力はなくても。
神様に
お仕えするには、十分すぎるほどの優しさが
ある・ ・ ・ ・ 」
「サフィーユ・ ・ ・ ・ 」
「巫女様には深い考えがあって、
あなたを選
んだのよ。さあ、もう寝ましょう。明日は早い
わ。
100日間の修行の旅は、
楽じゃないわよ」
サフィーユは微笑むと、自らの寝室へ入っ
て行った。
「 ありがとう、サフィーユ・・・・」
クレールは寝室に戻った。
まどろみの中で彼女の頭に浮かんできたの
は、いつかの森の出来事だった。

19

■ Pre Stories

森と老婆
AN OLD WOMAN AND FAIRIES

その日、
クレールはいつものように薪を集めに森へ出掛けていた。
あまり良い薪が見つからず、
普
段は寄らないこの森へと歩くうちに、微かに声が聴こえて来るのが感じられた。それはやさしい歌
声だった。
クレールはその歌声をつきとめたいと思った。
声のする方へと森の中を少し進むと、
下草の茂みに
突き当たった。その茂みの向こうから歌が聴こえてくる。
クレールは草の影から、そうっと首を出して向こう側を覗いてみた。
そこには身なりの良いエルフの老婆が座り、
歌っていた。
その周りに小さな影が幾つか、
ゆらゆら
と漂っていた。
最初、
クレールにはそれが蝶に見えた。しかし、
じっと見ているうちに、
それは別のも
のであることに気付いた。
「あれは妖精だ・・・・妖精って本当にいたんだ。」
そう思ったとき、老婆はクレールの気配に気付いたようだった。

「そこに誰か、いるのかい?」
老婆の声にクレールは驚き、首を引っ込め身を堅くした。
「こっちへおいで。お前さんも、ここであたしの歌を聴かんかね」
その優しげな口調に、
クレールはゆっくりと立ち上がり、
老婆の方へ近付いていった。
妖精たちは
クレールを警戒し、老婆の後ろに隠れてしまった。
「お邪魔をしてごめんなさい。わたし、クレールって言います。・・・・その、お婆さんの歌に誘われて
ここまで来てしまったんです。すると、お婆さんの周りに妖精の姿が見えたもので・・・・」
老婆は微笑みながら頷いた。そして後ろを振り返り、妖精たちに言った。
「お前たち、
隠れてないで出ておいで。
この娘さんには、
お前たちの姿が見えるそうだよ。優しそう
な女の子だよ」
老婆の陰から一人、妖精が顔を覗かせた。続いてもう一人。クレールに害意のないことを知ると、
妖精は安心してクレールの前に羽ばたいて出てきた。一人の妖精が、しばらくクレールの周りを調
べるようにくるくると回った後、クレールの頭に飛び乗った。
それにつられて他の妖精たちも、
肩や
掌の乗り心地を試すように周りに集まってきた。

「クレールと言ったね。お前さん、妖精たちに気に入られたようだよ」
老婆は目を細めてその様子を見守っていた。
「妖精はね。普通の者には見えないんだよ。仲よくなれる者はもっと少ない。お前さんはよい資質
を持っているようじゃ。きっと素晴らしい巫女になれるよ」
「そんなことありません。巫女の修行ならもう何年も続けていますけれど、わたしは一番のお荷物
で、託宣も呪術も、まだ何もできないんです」
「ゆっくりと憶えてゆけばよい。人はそれぞれに、合った速度で成長するのが一番なのじゃ」
そう言われて、
クレールはほっとした気持ちになった。
同時に、
かなりの時間が経過していたこと
に気付いた。
「お婆さん、
今日はどうもありがとう。
いろいろと教えてくださって。
御用の途中だったので、
これ
で帰ります。また、ここに来てもいいですか」
「ああ大歓迎じゃ。なあ、お前たち」
老婆は笑みを浮かべながら、妖精たちの方に目を向けた。
「クレール。また来てね。」
「こんどはお歌を聴かせてよ。」
妖精たちはクレールにすっかりなついていた。
老婆と妖精たちに別れを告げ、
クレールは村へ戻っ
て行った。その後、クレールは森へ出掛けるときは、必ずこの森へ立ち寄り、妖精たちと一緒に歌っ
たりお伽話をしたり、
楽しい時間を過ごすようになった。
けれども老婆とは、
その時以来出会うこと
はなかった。
なかなか寝つけないクレールは、
何度も寝返りを打ちながら、
夢と現つを行き来していた。
今度は、
眼前に浮かんだのは昼間の月の儀式だった。

20

21

■ Pre Stories

月の儀式
A CEREMONY OF MOON

聖堂には、
無数の蝋燭が灯っていた。
左右に尼たちが蝋燭を手に持って立ち、
聖歌を歌っている。
祭壇の上には、
数人の尼僧を従えた老婆が立っていた。 腰
は完全に曲がり、
白く高貴な身分の証のヴェールを顔に垂らしている。彼女が
暁の巫女だった。
本来ならば、
ごく一部の高等尼僧以外は、
彼女と顔を会わす機
会はなかった。
絨毯の敷かれた中央の道を行く、
数人の若い尼の中にクレールやサフィーユ
も混じっていた。この中から、次の巫女が決められることになっていた。
候補者が巫女の前に整列すると、
聖歌は終わった。
祭壇に掲げられた大きな
燭台に火が灯され、
巫女の付き添いの尼僧たちは、
神に奉じる舞いを始めた。
ク
レールは、初めて見た巫女の姿や尼僧たちの舞いに心を奪われていた。
老いた巫女の声が聖堂に響き渡った。

22

「一族の者たちよ、
皆、
心して聞かれよ。
わた
しはもうすぐ散り逝く時を迎える。一族の習
わしに従い、これより、我が跡を継ぎ、神の心
と、教えと、その力を継承する人物を指名す
る。これは信心と、呪術に長けた者を、厳正な
る審査にて選別したものである。
私の後を、その道を継ぐ者の名は・・・・」
巫女は手に持った杖を高くかざした後、
ゆっくりと振り下ろした。
「クレール。
汝を巫女として我が後継と定める」
杖の先は、クレールに向けられていた。
その名を聞いたとき、誰もが我が耳を疑っ
た。確かにクレールの人柄は万人の認めると
ころであった。
同時に、
呪術の力がないことも
知れ渡っていた。彼女には厳しい巫女の務め
を果たすことは出来ないと、誰もが思った。
周囲の困惑をよそに、巫女は続けた。
「古の習わしに従い、
暁の巫女となるクレー
ルには100日間の修行の旅を課す。
遥か東の地
に赴き、
神の塔へと旅立つのだ。
その従者には
サフィーユ、汝を任命する」
誰もが呪術に長けたサフィーユを巫女に押
すであろうと思っていた。聖堂は静まり返っ
た。
「神の塔にて修行を終えたとき、
月の儀式の
完了とする。その後直ちに太陽の儀式をとり
おこなう。」
一番我が耳を疑ったのは、他でもないク
レール本人であった。なぜ自分が選ばれたの
か。
巫女は手招きをしながら言った。
「さあ、クレール。近くへ寄りなさい」
クレールは言われるままに巫女の側に行き
跪づいた。

「暁の巫女さま。なぜ、わたしなどが・・・・」
巫女は自分の顔を覆ったヴェールをめくり
あげた。
そこにあったのは、
いつか森で出会った、
妖
精と歌っていた老婆だった。
「クレールや。本当に、久しぶりじゃ・・・・」
「お婆さんが・・・・暁の巫女とは、思いません
でした」
「これ!暁の巫女に対し、
お婆さんなどと無
礼ですよ」
お付きの痩せた尼僧が、
クレールを叱った。
「いいのじゃ」
巫女はその尼僧を制止すると、クレールの
手をしっかりと握って言った。
「クレール、お前さんには、いずれ色々と話
すつもりでいたが・・・・もうわたしに残された
時間は少ないようじゃ。」
「そんな・ ・ ・ ・ お婆さん・ ・ ・ ・ 」
「これも運命・・・・そして、お前さんが暁の巫
女に選ばれたのも、
な。
人にはそれぞれ役割と
いうものがある。
最後にこれだけは、
伝えてお
きたくてのう。」
クレールは巫女の、骨張った手を握り返し
た。
つい昼間の出来事であるが、もう遠い昔に
思われた。
「どうしてお婆さんは、
わたしなどをお選び
になったのだろう・・・・私の中には・・・・恐ろし
い力が眠っているというのに・・・・」
クレールは窓の向こうに見える月に目を
やった。
優しく、その光でクレールの頬を濡ら
している。
「恐ろしい力・ ・ ・ ・ 」
「神様・・・・貴方はなぜ、わたしにこのような
力をお与えになったのですか・・・・」

23

■ Pre Stories

キエン
‘QUIEN’

PRE STORY

PRE STORIES

Race:
Class:
Age:
Sex:

24

Unknown
Fighter
Unknown
Unknown

も攻武
十防器
分のは
にバ剣
あラ、
るン防
具
。ス
もは
取鎧
れと
、盾
魔
。
法
能
力

記
憶
を
失
っ
て
お
り
、
一
切
が
不
明
。

25

■ Pre Stories

混沌

記憶

CHAOS

RECOLLECTION

闇を見ていた。永い間・ ・ ・ ・ 。
ふと、
遠くから自分を呼ぶ声が聞こえたような気がした。
声は、
闇の外から聞こえてきた。
そうだ・ ・ ・ ・ この闇から、抜け出さなくては・ ・ ・ ・

そうだ。自分は逃げ出して来たのだ。何
から・ ・ ・ ・ ?
激しい頭の痛みに遮られ、
それ以上のこ
とは思い出せなかった。
怪我の原因だけではない。
自分の身の上
ですら、記憶になかった。
汗がこめかみを伝って流れた。

覚醒
AWAKE
自分は・ ・ ・ ・ 誰だ?
頭が割れるように痛む・・・・額に手をや
ると、赤く熱い液体が掌についた。
意識を失っていたらしい。
まだ痛みの残る頭をゆっくりと持ち上
げた。
壁に取りつけられている頼りない照明
が、やけに眩しく感じられた。
明かりに眼が慣れるのを待ち、ぼんや
りと辺りを見回してみた。
ここはどこだ? 何故こんな怪我を?
額の血を拭いながら、それまでの事を
反芻しようとした。

26

27

■ Pre Stories

メルメラーダ
新月

‘MERMELADA’

NEW MOON

PRE STORY

Race:
Class:
Age:
Sex:

28

Human
Sorceress
22
Female

のスま条攻と武
罠タた件撃手器
をー、が力袋は
解の器揃も。マ
フ
除持用え魔
ラ
すちなば法
指
ー
精能
る物
、
こを先獣力
防
を
奪
を
も
と
具
もっ使召高
は
可たえ喚い
ビ
能りばで。
ス
、き
、モ
。宝
チ
ェ
箱ンる
。

い神き女妖出ス
うのも盗炎身ー
財塔あ賊の。ラ
宝へるで魔
ン
、術
が現。使
帝
目わ
国
師
い
的れ
よ
魔と
らた
り
い
を
の
し
も
従う
いは
西
え異
、
。輝
方
名
て
の
玉
いを
国
板
る持
と
とつ
の

新月の夜。高い塀に囲まれた館があった。門の前には守衛が二人、張り番をしている。
館から、松明を持った男が一人近づいてきた。
「交代だ」
「へっへ。待ってたぜ。今夜は冷える。気いつけろよ」
「ああ、お疲れ」
松明を受けとった男が館へ戻って行く。
その時、黒い影がはるか頭上をかすめたことに、気付く者はいなかった。
黒い影はふわりと中庭に舞い降り、闇に溶けていった。

29

■ Pre Stories

密約

魔刻

THE MALICIOUS CONTRACT

THE VIVIOUS HOUR

赤い絨毯が敷かれた部屋には、
まだ明かりが灯っていた。
壁には大きな肖像画が掛けら
れている。
赤い軍服と三筋の金鎖
の肩章が、
爵位を持つ人物である
ことを語っていた。
派手な飾りを
付けた帽子の下には、
片眉をしか
め、
金で装飾された片眼鏡を頬に
乗せた、
初老の男の顔が描かれて
いる。
それと同じ顔の男が、息を潜
め、
一層眉をしかめて木箱を覗き
込んでいた。
「これほど純度が高く大きなも
のは滅多に見つかりません」
僧衣をまとった痩せた男が、
骨
張った手を揉みながら言った。
「発掘されたものは、遺跡の謎
に関するもの以外でも、
全て本部
に報告することになっておりま
す。報告されたもののうち、本部
が引き取りに来るのは宝石や貴
金属の類ばかり。調査と称して、
彼らは塔を食い物にしているの
です」
片眼鏡の男は、
視線を僧侶に移
した。

蒙昧なる輩よ、その輝晶石は過ぎた物と知れ−
急に発せられた声とともに、燭台の炎が大きく揺れた。突然のことに、男達は辺りを見回し
た。だが、部屋には二人の他には誰もいない。
再度声が聞こえた。
−輝くものは輝きの下へ。闇のものは闇の下へ。そして−
暖炉の薪が、ぱちりとはじけた。
−炎は我が下へ。集え、煉獄の炎よ!−
赤く燃えていた暖炉の火が紫色となり、
そして青く変わった。
その中から、
黒い影がゆらりと
現れた。
黒い影は、片眼鏡の男を押し除けると、机の上の木箱を掴んだ。
驚愕のあまり動きが止まっていた片眼鏡の男は、倒れた途端に我に返り、
裏返った声で助け
を呼んだ。

「それでお前も、これで一稼ぎしようと思ったのだな」
「め、滅相もない。お館様が宝石の蒐集家であることは存じております。本部に徴収されてしまう
より、お館様のご自慢の一つに加えられた方が、石も本望かと・・・・」
「ふふふ。物は言いようだな。お前の理由がどうであれ、儂はこれが気に入った。この輝き・・・・大き
さ、
透明度。輝晶石の中の輝晶石というに相応しい。
確かに、
教会の手に委ねるより、
儂の手元にある
方が、この石も輝く意味があるというものだ。さて、後はこれをいくらで儂に譲ってくれるかだが」
「お館様のお気の済むように」
「これを教会に知られぬように儂のところへ運ぶには、相当な金を使ったことだろう。確か、お前
は以前、司祭になりたいと申しておったな」
片眼鏡の男は、木箱を机に置くと膝の上で両手を組んだ。
「塔の発掘は行き詰まっていると聞いている。それに加え、今の司祭に醜聞でもあれば、お前に司
祭の冠が回ってくるのではないか」
「お館様・ ・ ・ ・ 」
「儂の手の者をお前に貸し与えよう。
お前の夢をかなえることくらい朝飯前の連中だ。
お前は司祭
となり、塔発掘の指揮をとるがよい。儂は出土した宝飾品の一部をもらう。悪くないはずだが」
「お心遣い、ありがたくお受けさせていただきます」
黒い取引が成立した。その時だった。

30

31

■ Pre Stories

始動
IGNITION

「もっ、者ども、出合え! 出合え
いっ!!」
得物を手にした男達が、
ばらばらと
部屋に雪崩れ込んできた。
真っ先に飛び込んできた男が、
青白
い炎に包まれた黒い影を認めると、
怒
声を上げた。
「何奴! ここをダミドフ様の館と
知っての狼藉かっ」
黒い影は再びゆらめくと、
ゆっくり
と歩み出た。
「そんな名前は知らないわ。私が
追ってきたのはこの輝晶石。貴方、
知ってるかしら。輝晶石にはね、計り
知れない魔力があるの」
炎に照らされて、
緩やかな体の線が
あらわになる。短く切った黒い髪。艶
のある紫の唇。切れ長の目。その瞳の
奥に燃える、青白き炎。
「お、お前は・ ・ ・ ・ 妖炎のメルメラー
ダ!!」
誰ともなく、声が上がる。黒い影は
口の端を上げた。
「こんな片田舎でも、私のことが知
られているとは、光栄ね」
一人の男が、剣を構え直した。
「ふ、ふざけるなっ」
構えた剣を前に、
男はメルメラーダ
に向かって突進した。しかし、切っ先
はメルメラーダを通り抜け、
空に弧を描いた。
思い切り剣を振ったため、男は勢い余って不格好に倒
れ込んでしまった。
「どうしたの、それで終わり? じゃあ、今度は私の方から行かせてもらうわ」
メルメラーダは掴んでいた木箱から輝晶石を取り出すと、それを頭上に掲げた。
−輝きの石よ。我の命に従い、輝きの流れを一つとし、真の姿を呼び覚ますべし−
呪文が終わると石はまばゆい光を発した。
光はまるで生き物のようにうねうねと動きだし、
やがて
青白い大蛇となった。
「ふふ。輝晶石は単なる宝石ではないわ。こうやって使われるためにあるの」
光から生じた大蛇は、次々と男たちを襲って行った。

32

門の前には黒塗りの馬車が停まっていた。
その脇に長身の男が立っている。足元には守
衛が二人転がっていた。
館から出てきたメルメラーダに、長身の男
は会釈をした。
「お迎えに上がりました。定刻通りですな」
「こちらはすっかり終わったわ。お前は?」
「はい。私の方も準備は滞りなく。後は実行
に移すのみです」
男が促し、メルメラーダは馬車に乗り込ん
だ。
「やはり、あの神官は輝晶石とともにここに
いたわ。これで手札は揃ったわね」
馬に鞭をくれながら、男が答えた。
「明日にも私に、
塔内教会への赴任が決定さ

れることでしょう。これであの厳重な塔に潜
入を果せます」
「お前が神官とはね。
悪魔が腹を抱えてひっ
くり返るわ」
メルメラーダは、手に入れたばかりの輝晶
石を掌の上で転がしながら笑った。
「あの塔には、確かに秘密があります。遙か
昔に、あれ程の巨大な塔を建てる技術だけで
も驚嘆に値します。
しかもそれには、
失われた
古き魔術が関係している・・・・」
「これまで欲しい物は何でも手に入れてき
た。今度は神の塔と、そこに眠る秘法。これを
手に入れることができるのは、
私しかいない。
必ず手に入れるわ。必ず・・・・」

33

■ Non Player Characters

ガラハッド

サフィーユ

‘GARAHAD’

‘SAPHIRE’

Race:
Class:
Age:
Sex:

Human
Scholer
30
Male

ヌビアール教に属さないもぐりの学
者。
塔について調べまわっている。
慌て者なので、いつも失敗ばかりやら
かしている。

モーブ

Race:
Class:
Age:
Sex:

Elf
Elementaler
15
Female

クレールと共に寺院で巫女になるため
の修行をしていた。
呪術の能力が高く、
次期巫女候補No.1であった。
クレール
が巫女に選ばれた後、クレールの百日
巡礼に付き添うことになる。

ザノン

‘MOVUE’
Race:
Class:
Age:
Sex:

Half Elf
Stalker
??
Male

ディーと共に孤児院で暮らしていた。
耳長のハーフエルフ。
気が弱く、
何かと
ディーに頼りながら生活してきた。
シャイドフ公爵の城での盗みに失敗
し、ディーと共に塔の発掘の人足とし
て、牢獄に送られる。
囚人護送馬車が塔の前でメルメラーダ
に破壊されたあと、行方不明になって
しまう。

34

‘XANON’
Race:
Class:
Age:
Sex:

Human
Minstrel
27
Male

神を題材とした曲を奏でる吟遊詩人。
どのような目的で神の塔へ来たのかは
不明。

35

■ The Attributes and Elements

属性について

ドゥール
(火)

TheAttributes

DURU
(Fire)

火の精霊は、
火の持つ攻撃的な特性に強く影
響を受けるものが多い。火の精霊のほとんど
は、
身体を炎で包み、
敵意を持った者に対しては
容赦なき洗礼の炎を浴びせかける。だが多くの
火の精霊は、
それ自体に邪気はなく、
むしろ聖な
る存在に近い。
炎は不浄なるものを焼き、
浄化させ
るためのものなのだから。
ドゥールもまた、そういった火の精霊の1人であ
る。彼女は不運にも捕われの身となっている。もしも彼
女が捕らわれている場所を発見したなら、迷わず解放して
やることが得策だろう。

この世界に棲む魔物達は、
それぞれ属性を持っています。
属性は火・水・土・風・幻・雷・聖・邪の8種に大別でき
ます。
彼らの力に対抗するには、
彼らの持っている属性への抵抗力をつけなければなりません。また、水の魔物
は火に、
風の魔物は土にというように、
魔獣が弱点とする属性もあります。
抵抗力や攻撃力は、
秘術商や武器屋
でジンを払えばつけてもらえます。武器につければ攻撃力に、鎧や衣につければ防御力になります。
火精:あらゆる物を灰に変える力。また、生命を温め活性化する力。
それが火です。
殺傷を目的とした魔法は、
火
に依存している場合が多いようです。火の加護を得た者は、大概の攻撃魔法に対抗できるでしょう。汎用性は
高いですが、頭の良いモンスターは、わざと火を使わないケースもあります。過信は禁物といえます。
水精:全ての生命力の源になる力。それだけに、
よこしまな水は、簡単に生命を破壊します。
水に棲む魔獣は、
大
概この属性を持っています。水に潜る必要がある場合、是非とも水の抵抗力をつけてください。息のできない
水中は、ただでさえあなたを拒む代物なのですから。
土精:物質的力は、
この土に依って成り立っています。
土に加護を得た者は、
剣の力や巨人などを恐れる必要が
なくなるでしょう。また土の力は、火や風の魔獣に効果的です。土は全てを抑えつけ、鎮め、全ての生命の故郷
となります。
風精:全てを運び、全てを吹き飛ばす力。それが風です。難敵である空飛ぶ魔獣は、大概この属性を持っていま
す。
また、
風の魔法は、火や水の効かない魔獣に対して、
高い効果を持ちます。疾風は、
どんな剣よりも鋭利な刃
物に生まれ変わるでしょう。
幻影:未だ解明はされていませんが、
人間の世界とは別の空間が、
確かに存在するようです。
そこから来た者達
は、
人間の常識とは違った力を持っている為に、
人間を惑わせ、
時には死にいたらしめます。
幻影はそうした者
達に対抗するため、魔術師達の長年の研究によって生み出された力です。
雷妖:火より強く、水よりも純粋で、大地と対をなし、風を別つ力。それが雷です。その圧倒的な破壊力は、生命
を必ず死にいたらしめます。ただし、人間にとってはあまりに強大すぎるが故に、全てをコントロールするに
は至りません。
雷妖の力を持つ魔獣に対して、
とだけとどめておいた方がいいようです。
しかしそれでも、
雷の
加護はあなたを何度助けるか知れないでしょう。
聖天:あなたがもし聖域に入らなければならなかったとしたら、聖天の力に対抗する必要があるでしょう。聖
域の守護者たちは、
決して人間の侵入を、
こころよくは思いません。
また、
あなたがもし邪悪なものを打ち砕こ
うとしているのなら、聖天の加護はきっとあなたの助けとなるでしょう。
邪冥:魔獣の中でも、
上級クラスに位置するものは、
この邪冥の力を持っている場合が多いようです。もしあな
たが冒険する過程で、
最も危険な場所に行こうとしているのなら、
邪冥に対する抵抗力はつけておいた方が賢
明です。
また、
もしあなたがよこしまな目的を持っているのなら、
邪冥はあなたの力となるでしょう。その代償
がいかほどであっても・・・。

36

ラクシー
(水)
LAKSHI
(Water)

水の精霊の目撃談は各地に残されている。
湖
に落とした道具を拾ってくれるというものか
ら、美しい歌声で船乗りを惑わし難破させてし
まうものまで、善悪様々なものが確認されてい
る。
またその形態も、
人魚の姿をしたものや、
白絹
を纏った女神のような姿をしているものまで、
実に
変化に富んでいる。
ラクシーは澄んだ水に棲む温和な精霊であると伝え
られている。
ただし邪な者に対しては、
その限りではないよ
うだ。

37

■ Operation Manual

マーヤー
(地)
MAYA
(Earth)

地の精霊は静寂を好み、
人の足では滅多に入
り込むことの出来ない深い森に棲んでいると
されている。
マーヤーは地の精霊のほか、
「森の母」
、
または
「大地の妻」とも呼ばれ、その自然に対する愛情
は、
全ての生き物に分け隔てがない。
マーヤーを目
撃したある老錬の魔術師は、
周囲に小さな虫や獣、
弱
い魔物までが集まっていたと証言している。
また、
森や生き物を、
ただ欲望のために破壊しようとす
る者には、情けや容赦の無い、
徹底的な攻撃心が向けられる
という。愛と共に持つ極端な憎しみも、母たる所以である。

サラース
(風)
SARAS
(Wind)

気まぐれ、いたずら好き、あまのじゃく・・・・。
古来魔導書の中で、
魔術師たちが風の精霊を表
した言葉には、あまりいい意味が見あたらな
い。旅人の前に、ある時は麗しい女性で、ある時
は腕の太い大男で、または醜い獣でと様々な姿
で現れ、戸惑う様を見ては喜ぶという話も残さ
れている。風の精霊は、秩序を束縛と呼んで嫌っ
ているという。
サラースもまたその性質を受け継いでいるが、
一方
では、全ての精霊の長とも呼ばれている。サラースは世
界に蔓延するあらゆる精(火、水、土など)を、風の力で循環
させ、力を制御しているからだ。

38

39

■ Operation Manual

基本的な用語
「Brandish4」
は全ての操作をマウスで行います。
このマニュアルで使用する基本的な用語を説明します。
※キーボードでの操作については
キーボード補助操作→ P.62

クリック
マウスの左側のボタンを押す操作のことです。
移動や戦闘の際に最も多く使います。
コマンド選択の時は実行・決定を意味します。
右クリック
マウスの右側のボタンを押す操作のことです。
移動や戦闘では装備しているアイテムの使用に使います。
コマンド選択のときはキャンセルを意味します。

カーソルの機能→ P.45

カーソル
マウスが指し示している現在位置を表示する記号のことです。
カーソルの形はその機能を表わし、位置や選んでいるモードに
よってかわります。

ゲームの起動
1 . パソコンを起動します。
2.
「Brandish4」
のCD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。
※1
オートプレイ機能を“OFF”に設
定している場合は、
マイコンピュー
タ を 開 き 、C D - R O M ド ラ イ ブ
[Br4_win ]をダブルクリックして
ください。

(※ 1)
3 . しばらくすると自動的に【起動メニュー】が表示されます。
※「Brandish4」を HDD にインストールしていない場合は〈Setup〉
をクリックしてインストールしてください。
〈Setup〉については
スターティングマニュアル→ P5 をご覧ください。

4 .〈PLAY〉をクリックすると「Brandish4」が起動し、
【メインメ
ニュー】が表示されます。

★「Brandish4」を起動する際には他のアプリケーションを全て終了させてください。
★「Brandish4」は、
「 Brandish4」の CD-ROM がないと起動できません。必ず「Brandish4」の CD-ROM が CD-ROM ド
ライブにセットされている状態で起動してください。
★DirectX3以降がインストールされていないと「Brandish4」を起動できません。また、既にDirectXがインストール
されている場合でも、DirectXのバージョンが古いと起動できません。その場合は、
本製品に付属しているDirectX5
をインストールしてください。

40

メインメニュー
「Brandish4」を起動すると最初に表示されるのがこの【メインメ
ニュー】です。
コマンドを実行するには、
コマンド上にカーソルを移動してクリッ
クします。
右クリックでキャンセル・終了することができます。
①

⑤

②

⑥

③

⑦

④

⑧

①OPENING
オープニングビジュアルをスタートします。
② NEW GAME
新規でゲームを開始します。
プレイヤーキャラクターを選択し、イントロダクションの後、
ゲームがスタートします。

新しくゲームを始める→ P.42

③ START
最後にセーブしたデータを読み込んで、
その続きからゲームを再
開します。
また
〈UTILITY〉
でセーブデータを選択しておくと、
その続きか
らゲームを再開します。
④ UTILITY
セーブデータのコピーや削除を行います。
また
〈START〉
で読み込むセーブデータを選択することもできます。
⑤CONFIG
BGMの形式の変更と音量設定、ウインドウテクスチャの変更を
おこないます。

41

■ Operation Manual

⑥SCORE
解いたシナリオの成績と、
そのエンディングをいつでも見ること
ができます。
データ一覧より見たいデータをクリックしてください。
エンディングを見るには〈ENDING〉ボタンをクリック後、デー
タをクリックしてください。
⑦EDIT
現在選択されているセーブデータのプレーヤーキャラクターの
名前や顔グラフィックの変更ができます。

キャラクター編集→次頁

⑧END
「Brandish4」
を終了し、
Windows画面に戻ります。

2 . キャラクター編集
選択したキャラクターの名前や顔グラフィックを変更できます。
右クリックで決定します。
現在の名前

▼キャラクター編集画面

顔グラフィック選択
ステータスで表示され
るキャラクターの顔グ
ラフィックを変更でき
(※1)
ます。

名前の入力欄

文字変更ボタン

新しくゲームを始める
メインメニューの〈NEW GAME〉を実行してください。
以下の手順で新規ゲームが開始されます。

かな(カナ)、
英数字、漢字、記号を入力
する際に押します。
キャンセルを押す
とデフォルトの名前に戻ります。

オリジナルのグラフィックを
キャラクターの顔グラフィックに
使用できます。
※オリジナルの
顔グラフィックを作る→ P.63

※1

1 . キャラクター選択
3 . イントロダクション〜ゲーム開始
まずプレイヤーキャラクターを選択します。
最初に選択できるキャラクターはディー、
クレール、
キエン、
メル
メラーダの4人です。

決定したプレイヤーキャラクターのイントロダクションが始ま
り、
その後ゲームがスタートします。

次のプレイヤーを表示
します。

⇨

キャラクターを決定し
ます。
▲キャラクター選択画面

▲イントロダクション画面

▲ゲーム開始!

右クリックでメインメニューに戻
ります。

42

43

■ Operation Manual

基本画面
①

⑧アイテム欄
現在選択している封入石に格納されているアイテムがここに表
示されます。

⑦

アイテム欄での操作→ P.49

⑧
⑨ステータスゲージ
プレイヤーキャラクターの現在の状態を表示します。

②

⑨
⑩

④

③

⑫

メニューバー→ P.49

装備→ P.51

⑪縮小マップ
現在探索中のマップが表示されます。オートマッピング機能に
よって自動的にマップが明らかになっていきます。
直接マーキン
グすることも可能です。

マップエディット→ P.55

⑫右クリック機能変更
右クリックを
〈M〉
に装備したアイテムの使用のみに限定します。

▼カーソルモード変更

⑪

⑤
⑥

⑩装備欄
現在の装備が表示されます。

⑬

⑬敵ステータス
敵の名前とステータスを表示します。

▲〈M〉装備限定

①メニューバー
休息やユーティリティーを実行します。
カーソルの機能
②フィールド
ゲームの中心となる画面です。
③メッセージ表示
会話や、状況説明などが表示されます。

特殊技能ボタン
・ディー
伏
・クレール
伏
・キエン
伏
・メルメラーダ 猫

④カーソルモード表示
現在選択されているカーソルモードを表示します。
盗
祈
祈
盗

?
?
?
?

※耐性の石をクリックすると、歌
の効果の残量を数値で見ることが
できます。

⑤特殊技能ボタン
プレイヤーキャラクターが独自に持つ特殊技能です。
それぞれのボタンをクリックすると実行します。
⑥吟遊詩人の歌の効果
毒や麻痺などの耐性があるかどうかを視覚的に表わします。
⑦封入石ボタン
封入石を切りかえて、表示するアイテム欄を変更します。
複数の封入石を持っている場合、
右クリックでフィールド画面上
にもう1つアイテム欄を表示することができます。

44

「Brandish4」
では、
マウスカーソルがプレイヤー自身の手となり足
となり、全ての操作を行います。
モードは3種類で、どのモードを選んでいるかによってカーソルの
形もかわります。
画面上で右クリックするとモードを切り替えることができます。

モードの切りかえは、移動→見る
→取るの順に切りかわります。

ゲーム内で使用する画面は、主にフィールドとアイテム欄、そし
て装備欄が中心になります。
それぞれ次のような動作をします。
【形状】

【フィールド】 【アイテム欄】 【装備欄】
移動・攻撃

使う

使う

調べる・話す

調べる

調べる

扉・宝箱の開閉
捨てる
スイッチの操作・拾う

-----

45

■ Operation Manual

フィールドでの操作
操作ガイド(ユーティリティのGUIDE)
→ P.54

開ける・取る・捨てる
扉を開ける・閉じる
扉をクリックすると開閉します。なかには鍵を使うか、ある
条件を満たさないと開かないものもあります。

Brandish4のアクションは直感的でわかりやすいものです。
プレイ
ヤーキャラクターの周囲をクリックすることで、
次のように動くこ
とができます。また操作しやすいように操作ガイドがあります。

宝箱を開ける・閉じる
宝箱をクリックすると、宝箱の中のアイテムを入手できま
す。
開いている宝箱を閉じることもできます。

移動

西

北
⑥

②
③

①

①

前進:左ボタンを押している間、南へ進みます。

②

後退:左ボタンを押している間、
北へ後退します。

③

右方向転換:クリックで西へ向きます。

④

左方向転換:クリックで東へ向きます。

⑤

反転:クリックで北へ振り向きます。

アイテムを拾う、捨てる
落ちているアイテムをクリックすると、アイテムを拾うこと
ができます。また、このカーソルでアイテム欄をクリックす
ると、そのアイテムを床に捨てたり、宝箱にしまったりする
ことができます。

⑤

④

⑧

⑦

南

東

壁のスイッチを操作する
スイッチをクリックすると、
スイッチのON/OFF操作がで
きます(何度も操作できるものと1度だけのものがあります)。
でクリックします。
※その他、岩や柱を動かすときにも
止めるときは右クリックします。

▲この図の場合は南を向いています。

⑥

右横移動:左ボタンを押している間、
南向きのまま西に移動します。

⑦

左横移動:左ボタンを押している間、
南向きのまま東に移動します。

⑧

ジャンプ:南へ1マス越えてジャンプします。
落とし穴や宝箱を飛び越えることができます。

▲開ける、閉じる

▲拾う

▲岩を動かす

戦闘(攻撃、防御)
攻撃
敵が攻撃可能な範囲にくると、
カーソルは
にかわります。
クリックで攻撃します。
攻撃を止めると自動的に防御します。
武器の魔法を使わずに攻撃するときは正面の敵の位置に
カーソルを合わせてクリックします。

調べる・会話する

▲攻撃

調べる
▲直前の床

※モンスターを調べると「敵ステータス」に名前とLIFE ゲー
ジが表示されます。
▲直前の壁

防御

プレイヤーの前をクリックすると直前の床・宝箱・落ちてい
るアイテム・壁
(プレートやスイッチ)
などを調べることがで
きます。

会話する
正面の他のキャラクター(街の人など)をクリックすると会
話ができます。

(※1)
プレイヤー自身をクリックすると防御の体制をとります。

カーソルが
ります。

のとき、
何もしないと自動的に防御体制にな
▲防御

クレールとメルメラーダは、
クリックすると武器の魔法が発
動してしまいます。防御体制のみを取りたい場合は、マウスの
左右のボタンを同時に押し、
すぐに右のボタンのみを離すと防
御体制になります。
押し続けると召喚に入ってしまうので注意
しましょう。
※1

⒜
▲会話する

46

※ショップで店主の正面のカウンターをクリックすると買
い物などができるショップ画面になります。

1 マス離れた敵に対して…
ディーとメルメラーダは前進の操作ガイドが2つに別れていま
す。⒜は敵を攻撃し、⒝は敵に近付きます。

⒝
▲ガイド

47

■ Operation Manual

魔法・アイテムの使用
装備欄〈M〉に指輪や咒符を装備している場合、プレイヤー
キャラクターを右クリックで魔法を使用します。
〈M〉
にアイ
テムを装備していれば、そのアイテムを使用します。
▲魔法

※クレールやメルメラーダは、魔法の武器を装備するので、プ
レイヤーキャラクター自身をクリックすると装備している武
器の魔法を使用します。また、カーソルが手の状態でクリック
すると、広範囲に効果のある魔法を使うことができます。
召喚
クレールとメルメラーダのみ使用できます。
マウス左右のボタンを同時に押し続け、プレイヤーキャラク
ターが光りだしたら押すのをやめます。
するとプレイヤーの正面に精霊が召喚されます(同時に4体
まで召喚可能)。

▲召喚

特殊技能とコンディション
キャラクターにはそれぞれ特殊技能があり、特殊技能ボタンをク
リックすることで実行できます。ゲーム開始時は2つしか実行でき
ませんが、
ある程度ゲームが進行すると3つめが実行できるように
なります。
以下に特殊技能の一部を紹介します。

▲伏

▲猫

アイテム欄での操作も3つのカーソルモードによってそれぞれ異
なります。
使う
アイテムの上を でクリックすると、そのアイテムを使用しま
す。
これは装備欄
〈M〉(Magic)に対しても行うことができます。
条件などにより使用できないアイテムもあります。
※武器・防具は装備しなければ使用できません。
調べる
アイテムの上を

でクリックすると、
そのアイテムを調べるこ

とができます。
これは装備欄およびショップのアイテムに対しても行うことが
できます。

祈:M.Pを少し回復します。
ただしその間、
敵の攻撃に対し無防備状
態となります。
猫:メルメラーダの特殊行動で、
猫に変身します。
動作は
「伏」
と同じ
です。右クリックで元の状態に戻ります。

▲アイテム欄
装備→ P.51

名称不明のアイテムは使うことが
で き ま せ ん 。道 具 屋 で 鑑 定 し ま
しょう。
ショップ→ P.60

捨てる・しまう
でクリックすると、そのアイテムを捨てる
アイテムの上を
(置く)ことができます。
空の宝箱にアイテムをしまうこともできます。
※装備欄のアイテムを捨てることはできません。
装備をはずしアイテム欄に移動させてから捨ててください。

盗:正面の敵や他のキャラクター
(街の人など)
からアイテムや金を
盗みます。また、罠の解除も行ないます。
伏:その場に伏せます。
これによって飛んでくる矢や魔法などを避
けることができます。また、壁の低い位置に開いている穴をく
ぐって通ることができます。
右クリックで元の状態に戻ります。

▲祈

アイテム欄での操作

アイテム→ P.53

メニューバー
メニューバーは3つにわかれ、
1つのバーに2つの機能が割り当てら
れています。
①

②

③

① REST / Q.LOAD
左:休息 / 右:クイックロード
② UTILITY / AUTOMOVE
左:ユーティリティー /

右:オート移動

コンディション
コンディション→ P.58

48

毒や呪いを受けたり、
攻撃力を高める持続魔法を使ったりすると
プレイヤーキャラクターのグラフィックが変化します。

③ STATUS / Q.SAVE
左:ステータス /

右:クイックセーブ

49

■ Operation Manual

バーをクリックすることで左側の機能、
右クリックすることで右
側の機能を実行することができます。
実行中、画面内のどこでも、右クリックすればキャンセルできま
す。

▲休息画面

REST(休息)
L . PやM . Pを回復することができます。
休息中にもゲーム内の時間は流れています。
休息中に敵から攻撃されると通常の数倍のダメージを受け、
自動
的にキャンセルされます。

セーブとロード→ P.59

Q.LOAD(クイックロード)
「クイックセーブ」の実行時点に戻ります。

ユーティリティー→ P.54

UTILITY(ユーティリティー)
ユーティリティーメニューを表示します。
メニューのコマンドをクリックすると、
そのコマンドが実行され
ます。

装備
装備はメニューバーの
〈STATUS〉
を実行し、
ステータス画面を表示
した状態で行ないます。
基本画面では装備を行なうことはできません。
プレイヤーキャラクターによって装備できる武器・防具が異なり
ます。
また、装備は各キャラクターの特殊攻撃にも深く関係がありま
す。
L(Left)
左手:防具(篭手・腕輪・盾・手袋など)
B(Body ) 身体:防具(胸当て・衣・鎧・ビスチェなど)
R(Right ) 右手:武器(鞭・杖・剣・マフラーなど)
M(Magic ) 使うと効果を発揮するアイテム(咒符、
指輪、
薬など)
O(Other ) 身につけると効果を発揮するアイテム(護符など)

▲ステータス画面

※ユーティリティー画面を表示し
た状態でも装備は行なえます。

装備の変更
装備→次頁
アイテム→ P.52

※ユーティリティーメニューを表示しておくと、
装備の変更・ア
イテムの整理が行なえます。

1.メニューバーの
〈STATUS〉
を実行し、ステータス画面を表示
します。

※ステータス画面を表示して装備
の変更を行うと、
装備したアイテム
の効果を確認しながらできます。

2 . 装備したいアイテムを でクリックします。
カーソルが選択したアイテムにかわります。

▲ AUTOMOVE 画面
ステータス→ P.56

装備→次頁
アイテム→ P.52
セーブとロード→ P.59

50

AUTOMOVE(オート移動)
現在表示されているマップ内の行ったことのある場所にオート
移動します。
※ユーティリティのAUTO MOVE→P.54
STATUS(ステータス)
プレイヤーキャラクターの現在の状態・能力値を表示します。
※ステータスを表示しておくと、装備の変更・アイテムの移動な
どが行なえます。
Q.SAVE(クイックセーブ)
現在の状態を一時的に保存します。
別のマップへ移動(穴に落ちたり、転移)した場合にも、自動的に
実行されます。
また、ゲームを終了すると消去されます。

3 . そのままカーソルを装備欄の装備したい部位に移動し、ク
リックします。装備が完了します。
複数の封入石からアイテムを装備する
複数の封入石を持っている場合、
封入石ボタンを右クリックする
ことで、アイテム欄をもう1つ表示することができます。
通常のアイテム欄と同じように、装備の変更が行なえます。
右クリックで2つ目のアイテム欄を閉じることができます。
※ 2 つ目の封入石は基本画面での
み表示ができます。
ステータス画面
やユーティリティー画面では表示
することはできません。

51

■ Operation Manual

アイテム

複数の封入石のアイテムをまとめる・移動する

アイテムは通常9個持つことができます。
アイテムを手に入れるとアイテム欄に表示されます。
アイテム欄に空白がないと手に入れることができません。
また、
同じアイテム
(薬、
合鍵、
咒符、
鉄球、
つるはし)
はひとつにまと
めることができます。

▲アイテムを使う

アイテム欄には、
選択されている封入石
(オレンジ)
の中身が表示
されています。
別の封入石を表示したいときは、表示したい封入石ボタンをク
リックします。

複数の封入石を持っている場合、
封入石ボタンを右クリックする
ことで、アイテム欄をもう1つ表示することができます。
この状態で通常のアイテム欄と同じように、アイテムの移動・ま
とめを行なうことができます。
右クリックで2つ目のアイテム欄を閉じることができます。

▲封入石ボタンを右クリック

※ 2つ目の封入石は基本画面でのみ表示ができます。
ステータス画面やユーティリティー画面では表示することはできません。

アイテムの紹介
基本画面でのアイテム操作
※戦闘中にもアイテム欄のアイテ
ムを使うことができます。使いた
いアイテムをクリックします。

使う:使いたいアイテムをクリックします。
調べる:調べたいアイテムをクリックします。

塔の中では、多くのアイテムを入手できます。
アイテムを使いこなすには、
アイテムをよく理解することが必要
です。アイテムは以下のような種類に分類されます。個別のアイ
テムについては、
そのアイテムを調べることによって用途などの
情報が表示されます。

名称不明のアイテムは使うことが
で き ま せ ん 。道 具 屋 で 鑑 定 し ま
しょう。
ショップ→ P.60

捨てる:捨てたいアイテムをクリックします。
薬:L.PやM.Pの回復、毒の解除、ステータスに影響を与えるなど、様々な効果を持つものがあります。
装備欄の〈M〉に装備することができます。

アイテムをまとめる・移動する

※ユーティリティー画面でもアイ
テムのまとめや移動が行なえます。

メニューバーの
〈STATUS〉
を実行しステータス画面を表示した
状態で行ないます。
基本画面でアイテムをまとめることや、
移動を行なうことはでき
ません。
右クリックでキャンセル、終了することができます。
1.メニューバーの
〈STATUS〉
を実行しステータス画面を表示し
ます。
2 . 希望のアイテムを

つるはし:脆く崩れやすい壁を打ち崩すことができます。まとめたり、
装備欄の
〈M〉
に装備することが
できます。
鉄球:目の前の床が落とし穴かどうか調べることができます。
まとめたり、装備欄の〈M〉
に装備するこ
とができます。
咒符:様々な魔法効果を持ちます。まとめたり、装備欄の〈M〉に装備することができます。
指輪:様々な魔法効果を持ちます。クレール、
キエン、メルメラーダのみ装備可能です。装備欄の〈M〉
に
装備することができます。
護符:魔法に対する抵抗力や、ステータスを上昇させるなど、様々な効果を持ちます。装備欄の〈O〉に
装備することができます。

でクリックします。

3 . カーソルが選択したアイテムにかわります。
▲アイテムをまとめる

遠見の水晶球:幻視投影によって広範囲の地形を表示する水晶球です。踏破したフロアと自分の現在
位置を確認することができます。
転移の宝珠:マップ内の行ったことのある場所へ瞬時に移動できます。最大限のM .Pを消費します。

4.そのままカーソルをまとめたいアイテムに重ねてクリックす
ると、アイテムをまとめることができます。
移動先に別のアイテムがあると、
そのアイテムと入れかわりま
す。
※咒符はまとめるのに失敗することがあります。
回復薬と消耗薬
を間違って混ぜると、回復薬が減ってしまいます。

52

鍵:簡単な錠前を外せる合鍵や、特定の扉に対応する鍵があります。合鍵はまとめることができます。

記憶石:記憶した場所へ瞬時に移動できます。移動には最大限のM.Pを消費します。2箇所まで記憶さ
せておくことができます。
武器:鞭、杖、剣、マフラーなど様々な武器があります。装備欄の〈R〉に装備することができます。キャ
ラクターによって装備できるものが異なります。
防具:胸当て・衣・鎧・ビスチェなど装備欄の
〈B〉
に装備するものと、篭手・腕輪・盾・手袋など装備欄〈L〉
に装備するものがあります。キャラクターによって装備できるものが異なります。

53

■ Operation Manual

ユーティリティー
コマンドの上を でクリックすると、
そのコマンドが実行されます。
右クリックでゲームに戻ります
AUTO MOVE(オート移動)
:
現在表示されているマップ内の行ったことのある場所にオート
移動します。
メニューバーの
〈AUTOMOVE〉
でも実行できます。
▲ユーティリティ画面

※灰色(グレイ)で表示されている
部分は未踏地
(行ったことのない場
所)です。灰色部分を黒などで塗っ
てもオート移動はできません。

オートマッピング機能により作成されたマップに、
自分で宝箱や開
かない扉などをマーキング(描き込む)することができます。
マーキングは全体マップ
(ユーティリティー画面の
〈MAP EDIT〉
)
か、
または縮小マップ
(基本画面右下)
のどちらにも行なうことがで
きます。
全体マップにマーキングする

マップ上の行きたい場所(目標地点)を でクリックします。
オート移動中に右クリックすると、
オート移動はキャンセルされ
ます。
MAP EDIT(マップエディット)
:
全体マップにマーキング(描き込む)ができます。
※マーキング方法は次頁をご覧ください。

▲ AUTO MOVE 画面

マップエディット

GUIDE(操作ガイド)
:
プレイヤーキャラクターの周りに出ている操作ガイドの ON /
OFFを切りかえます。

1.ユーティリティー画面の〈MAP EDIT〉を実行します。
2 . カラーバーの使いたいマーカーを でクリックします。
マップ上を で右クリックしてもマーカーを選択することが
できます。
カラーバーの選択されたマーカーが、カーソルで囲まれます。
3.

をマーキングしたい場所へ移動してクリックします。

※灰色(グレイ)でマーキングした
ところは、移動するとオートマッ
ピング機能が働いて上書きされま
す。
※以下のマーカーでマーキングし
たところは、オート移動時に避け
て通ります。ダメージ床や踏みた
くないスイッチなどのマーキング
に使うと便利です。

4.マップエディットを終了するには、 をマップの外へ移動し
て、 の状態で右クリックします。

CUT:
プレイヤーキャラクターに重なる壁をカットする機能の ON /
OFFを切りかえます。
MASSAGE SPEED:
メッセージの表示速度を設定します。
9が最も遅く、
1が最速です。
また、
メッセージ表示中にクリック
(または右クリック)
すると設
定に関係なく最速表示することができます。

縮小マップにマーキングする

基本画面で、
カーソルを部分マップに移動すると
マップの上にカラーバーが表示されます。

になり、
縮小

全体マップと同じ方法でマーキングすることができます。
GAME SPEED:
ゲームの速度を設定します。10が最も遅く、1が最速です。
セーブとロード→ P.59

SAVE DATA:
現在の状態をハードディスク上に保存します。

セーブとロード→ P.59

LOAD DATA:
セーブで保存されたデータを読み込みます。クイックセーブの
データは読み込みません。
MAIN MENU:
【メインメニュー】に戻ります。
END:ゲームを終了します。

54

55

■ Operation Manual

ステータス
メニューバーの
〈STATUS〉
を実行すると、
プレイヤーキャラクター
の現在の状態が表示されます。

⑧攻撃力:装備によって変化するプレイヤーキャラクターの総合
攻撃力です。
物理攻撃での敵に与えるダメージに影響します。
⑨魔力:装備によって変化するプレイヤーキャラクターの総合魔
力です。魔法の威力に影響します。

①

③
④

②
⑦

⑤

⑨

⑧
⑪

⑩

⑫

⑬
⑮

⑲

⑩防御力:装備によって変化するプレイヤーキャラクターの総合
防御力です。
敵の攻撃によって受けるダメージは、この値で左
右されます。

⑥

⑯

⑭
⑲

⑰

⑱
①名前:プレイヤーキャラクターの名前が表示されます。ユー
ザーが変更した場合は、その名前が反映されます。
②称号:レベルに応じたプレイヤーキャラクターの称号です。
③ LEVEL:現在のレベルです。
④ EXP:現在の経験値です。一定値に達すると 1 レベルアップし
て、EXPは0から加算されます。

⑪STR:プレイヤーキャラクターの腕力です。物理的な攻撃力に
影響します。
⑫DEF:プレイヤーキャラクターの防御力です。物理的なダメー
ジに対する防御力に影響します。
⑬INT:プレイヤーキャラクターの賢さです。
魔法の威力や、持続
時間などに影響します。
⑭LUCK:プレイヤーキャラクターの幸運度です。
攻撃力、魔法の
効果、トラップ解除の成功率に影響します(プレイヤーキャラ
クターのバイオリズムによって変化します)。
⑮属性クリスタル:ライト
(善)
、
ニュートラル
(中立)
、
ダーク
(悪)
の3つの属性のうち、プレイヤーキャラクターが現在どの属性
に属しているのか判断するクリスタルです。クリスタルの色
が、
水色のときはライト、紫のときはニュートラル、
赤のときは
ダークをそれぞれ表わしています。
⑯攻撃属性:装備している武器の属性が表示されます。

LIFE はメニューバー「REST」を実
行するか、アイテムを使って回復
することができます。

⑤ LIFE 現在値/最大値:プレイヤーキャラクターの生命力で
す。
ダメージを受けると減少し、
0になるとゲームオーバーとな
ります。
LEVELが上昇すると、最大値が増えます。

MAGICは時間の経過とともに少し
ずつ回復します。
アイテムを使って回復することも
できます。

⑥ MAGIC 現在値/最大値:プレイヤーキャラクターの精神力
です。魔法を使うと減少します。LEVELが上昇すると、最大値
が増えます。
⑦キャラクターイメージ:プレイヤーキャラクターの顔グラ
フィックです。

56

※この属性はゲームの進め方に
よって変化します。
属性について→ P.36

⑰各属性の耐性:敵が持っている各属性の攻撃に対する耐性を表
わしています。属性を持ったアイテムを装備している場合は、
その値が加算されます。
⑱所持金、
ジン、
メダル:現在所持している金額と、
ジン、
メダルの
数です。お金はアイテムを売るか、宝箱やイベントなどで稼げ
ます。ジンはモンスターを倒すか、
イベントなどで稼げます。
メ
ダルはカジノや闘場で稼げます。

57

■ Operation Manual

セーブとロード
▼パネル

▼キャラクター

⑲コンディション:プレイヤーキャラクターが異常な状態に陥る
(左側)か、持続して効果のある魔法・アイテムを使用した場合
(右側)に表示されます。またプレイヤーキャラクターのグラ
フィックも変化します。
毒
毒を受けると、このパネルに色がつきます。
一定時間、LIFEが減少します。
解毒剤を使えば、瞬時に中和できます。
乱
混乱状態になると、
このパネルに色がつきます。
一定時間、移動方向が反転します。
解乱剤を使えば、瞬時に立ち直ります。
呪
呪われて魔物に姿が変わった状態になると、このパネルに色
がつきます。
一定時間、攻撃も防御もできなくなります。
解呪剤を使えば、瞬時に元の姿に戻ることができます。
癒
体力を回復する効果がかかっている間、
色がつきます。
※プレイヤーキャラクターに変化はありません。
基本画面のス
テータスゲージで回復が判ります。
力
攻撃力を高める効果がかかっている間、
色がつきます。
防
防御力を高める効果がかかっている間、
色がつきます。

58

「Brandish4」
では、
99個のセーブデータを保存することができます。
セーブ
現在の状態をハードディスクに保存します。
メニューバーの
〈UTILITY〉
で
〈SAVE DATA〉
を実行します。
クイックセーブ
現在の状態を一時的に保存します。
別のマップに移動(穴に落ちたり、転移)した場合にも、自動的に
実行されます。
終了したり、電源を落とすとセーブの実行時点に戻ります。
一度もセーブをしていなかった場合はゲームの最初に戻ります。
メニューバーの〈Q.SAVE〉
を実行します。
ロード
「セーブ」で保存されたデータを読み込み、その時点まで戻りま
す。
メニューバーの
〈UTILITY〉
で
〈LOAD DATA〉
を実行します。
クイックロード
「クイックセーブ」の実行時点に戻ります。
メニューバーの〈Q.LOAD〉を実行します。

※セーブ、ロードを実行した場合は、クイックセーブのメモリも同じ内容に書き換えられるので注意が
必要です。
つまりクイックセーブをしていても、セーブ、ロードを実行すると無効になるということです。
これらをうまく使い分けると、効率よくゲームを進めることができます。

59

■ Operation Manual

ショップ
ショップには、店主の正面のカウンターを
でクリックするものと、
扉を
でクリックするとショップ画面になるものがあります。
▲カウンターを見る

①

③

魔法屋
指輪、咒符、薬などを扱うショップです。
武具に魔法属性を付与したり、
その武具の魔法属性を強化してく
れます。
付与・強化する際にはジンが必要となります。
ショップ機能切りかえボタン
〈ENCHANT〉をクリックします。

▲魔法属性の付与と強化

④
⑪

②

⑤

▲扉を開ける

⑥
⑧

⑦

⑧

⑨
⑩

①商品リストスクロールボタン
②商品リスト
③ EXIT(クリックすると基本画面に戻ります)
④ショップ名
⑤店主(画像をクリックすると会話ができます)
⑥プレイヤーキャラクターの所持金とジン
⑦ショップ機能切りかえボタン
⑧攻撃・防御力変化表示(現在の装備と比較して上・下)
⑨選択したアイテムの属性表示
⑩メッセージ表示
⑪プレイヤーキャラクターの所持品

ショップ紹介

▲武器、防具の強化

60

道具屋
つるはし、合鍵、鉄球などを扱うショップです。
名称不明なアイテムを所持している場合は、
ここで鑑定してもら
えます。
鑑定する際にはジンが必要となります。
ショップ機能切りかえボタン
〈CONNOISSEUR〉をクリックし
ます。

武器屋
武具を取り扱うショップです。
武器の物理的な攻撃力や、
防具の物理的な防御力を強化してくれ
ます。
強化する際にはジンが必要となります。
ショップ機能切りかえボタン〈FORGE〉をクリックします。

▲名称不明のアイテムは使用する
ことができません。道具屋で鑑定
しましょう。

吟遊詩人
プレイヤーに悪影響を与える毒・混乱・呪いなどを防止する曲を
奏でてくれます。
曲を演奏してもらうにはジンが必要となります。
演奏してもらう
と対応した
「吟遊詩人の歌の効果
(基本画面下)
」
に色がつきます。
ショップ機能切りかえボタン〈PERFORM〉をクリックします。
※アイテムも扱っています。
言霊使い
随所に散らばっているトラップに関するヒントを教えてくれます。
ヒントを教えてもらうには、
そのトラップに関するメッセージプ
レートの下部に書いてある文字と、ジンが必要になります。
ショップ機能切りかえボタン〈SECRET〉をクリックします。
※アイテムも扱っています。

▲毒などの耐性を付与

▲言霊でヒントをもらう

カジノ
カードゲームやルーレットなどのゲームが楽しめる場所です。
稼いだメダルをアイテムと交換できます。
「パズルとパズルのご褒美」
1 . カジノの換金所で機能切りかえボタン〈PUZZLE〉をクリックすると分割パ
ズルの画面になります。
〈Start〉
をクリックしてゲームを開始。
砂時計の残り時
間内に、
黒く空いている箇所へ移動させるパズル片を次々クリックし、
元の絵
を完成させます。
1枚目を完成させると
「パズルのご褒美」
というアイテムが手
に入り、それ以降は獲得した絵が増えます。
2.絵を見るには、アイテムを使う状態で「パズルのご褒美」をクリックします。
クリックの度に獲得した絵が表示されます。絵を表示しているときにスペー
スキーを押すと、
「 Brandish4 」をインストールしたフォルダ内の“Omake ”
フォルダに BMP 画像ファイルが保存されます。

61

■ Operation Manual

キーボード補助操作
マウスとキーボードを併用することが可能です。
うまく利用することで、
より快適な操作環境でお楽しみいただけます。
ただし、
カーソルの移動とコマンドの実行はマウスでなければでき
ません。
移動
※プレイヤーキャラクターが北を
向いていた場合

↑
↓
←
→
Shift+←
Shift+→
Shift+↑
Shift+↓

前進
振り返り
左方向転換
右方向転換
左横移動
右横移動
ジャンプ
後退

その他の操作
Space
Home
End
(Help)
−
Insert
Delete
Back Space
/
+
*
F1〜F6
Esc
Page Up
PageDown
Shift+Page Up
Shift+Page Down
1〜9(テンキー)
0(テンキー)

62

攻撃・防御
特殊技能【伏】
【猫】
特殊技能【盗】
【祈】
特殊技能【?】
休息
ユーティリティ
ステータス表示
オート移動
クイックセーブ
クイックロード
アイテム欄の切りかえ
メニューキャンセル
見る・調べる(前方)
取る・触る(前方)
見る・調べる(足下)
取る・触る(足下)
アイテム覧に対応したアイテム使用
装備アイテム使用

その他
非常事態脱出モード
Ctrl+Q.LOAD

非常事態脱出モード

非常事態脱出モードは、どうしようもない状況
(モンスターに囲
まれて動けないなど)に陥ったときに使用する機能です。
実行すると、
現在のマップに入ってきた場所に脱出することがで
きます。

オリジナルの顔グラフィックを作る
1.顔グラフィックとして使いたい画像ファイルを以下の仕様に
合わせて準備します。
サイズ ................... 64×64ピクセル
色数 ....................... 256色
ファイル名 ......... G_kao**.bmp
**は01〜99までの任意の半角数字で、圧縮のかかってないBMP画像ファイルです。
G_kao01〜16.bmpまでは標準の顔グラフィックが入っていますので、
17からの続き番号が良い
でしょう。

2.
「Brandish4」
をインストールしたフォルダ内の
“Gdt”
フォルダ
に、
準備したグラフィックをコピーします。
3.【メインメニュー】
の〈EDIT〉を実行します。
キャラクター編集画面で顔グラフィック選択し、
右クリックで
決定します。

キャラクター編集→ P.43

63

Download PDF